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私の周りの鬱病

会社の製造部門の男性が、1年ほど前からウツっぽい。病院へ行くように言っても聞き入れてくれない。仕事の作業能力が極端に落ちるから、本人もいらいらする一緒に仕事をしている人とトラブルになったりする。

私の主人も、鬱病で長年苦しんでいる。私は今まで家庭での鬱病を患った人を観ることしかなかったが、今回、会社の中での鬱病の人として観ると、鬱病というのは社会全体の問題であると感じた。会社の男性もとてもまじめであり、病気が治ればまた、働いてほしい人材である。主人も会社人間でとてもまじめだった。鬱病のため主人は職を失った。その経験から、本人が気がついて自分で病院へ行けばいいけれど、そうでなければ、苦しんで酷くなる前に家族なりが、病院へ連れて行ってあげてほしい。そして病院の選び方だけれど、たとえば風邪で病院へ行くとしても、ちょっと誰かにやぶ医者でないか聞いていくと思うんだけれど、精神科の医者は、人間性も問われる分野だと思うから、かなり調べた方がいいと思う。個人病院の中には自分の力の無さを棚に上げて『気の持ちようです』と言ったり、眠れないと訴えれば『運動をしなさい』と平気で言う先生もまだいる。(実際に主人はそう言われた。)医者選びを慎重にしてほしい。大学病院など最新の医学を駆使し、たくさんの先生が相談しながら治療を進めてくれるところを選ぶのもひとつの方法だと思う。私は、主人の鬱が酷いので彼が自分の状態を説明することが困難な場合が多いので、病院には一緒に行っている。鬱病が軽い場合であっても、家族の人が一緒に行って病状について説明したり、鬱病について知ることはとても重要なことだと思う。

主人の鬱病では、私は自分の無知を恥じ、後悔することばかり。長年の闘病生活で、家族の崩壊の危機も何度かあった。経済的にも苦しく、病院へも連れて行かなければならない。今まで、主婦として家にいた私が、いきなり家事も仕事も主人の看病もすることになった。すべて中途半端にしかできない。誰も助けてはくれない。自分の力の無さを責めるしかない日々が続いている。まだまだ希望の光が見えない。しかし、この苦しみの中から出した決意。私は、いつまでも主人と一緒にいる。

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